食道癌ステージ3の私が一時退院したときにやっておくべきだと思ったこと

昨日無事シスプラチンと5-FUの複合化学療法も終了し、一時退院となった私ですが

この7日間の抗がん剤治療の間に思ったことを忘れないうちに書いておきます。

    1. 抗癌剤治療は時期によって体調が全く違う。

まあ あたりまえなことなのですが、治療の前半と後半とでは体力.気力が全く違います。 私の場合 初日にシスプラチン投与 継続して22時間*5日間 5-FU点滴という組み合わせだったため 1日目2日目はまったく副作用を感じませんでした。

しかし、3日目を過ぎたころから食欲不振かつ空腹という相反する状態になり始め シスプラチンの副作用なのか5-FUの副作用なのか判断できないため、この症状はいつまで続くのだろうという不安に襲われました。 結局、後半3日間はほとんど食事もとれず 病院食のトレーをただただ返しに行くという不毛な状態に・・・ 6日目となり 5-FUの投与が終わった日 どうなることかと思っていたのですが 徐々に食欲が戻ってきました。 輸液の点滴は続いている状態でしたが少しづつ食べられるように。

振り返ると シスプラチンの副作用はほとんど感じられず 5-FUの連続投与で徐々に症状が出てきたということでしょう。 次回FP療法セカンドステージの際には 体調の変化をうまくコントロールしたいものですね。

    1. データ通信は7GB制限を超えてしまう

今回 病室にはWIFIアイテムの持ち込みは出来ないということでネット環境としてはIPHONEテザリングを使用したのですが YOUTUBEやネットブラウズを時間つぶしに毎日使っているとあっという間に7GB制限に引っかかります。 対策としては大容量USBデバイスにMP4に変換した録画を大量に入れていく、Wi-Fi無料インターネット接続サービスを出来る限り利用する などでしょうか。

私が入院した病院には ファミリーマートが入っていたため アプリのアップデート等急ぎでないデータ通信に関しては WIFIスポットを利用させてもらいました。 似たような悩みとして モバイル機器の充電が急速に減るといった事もかなり切実でしたが、これは複数台の機器を使用しこまめに充電するといった手段しか無いように思いました。

    1. 体重減少は避けられない

1番目とも関係するのですが、治療前半の飲食可能な時期には体重増加するくらいの勢いで間食等を行って体調管理をしておくべきです。

それというのも治療が進むにつれ、病院食どころか間食も出来ないほど体調は衰えていきます。 そうなってからでは点滴以外の栄養補給は出来なくなりますので、食欲があるうちにカロリーを取っておくことを お勧めします。

もちろんこれは私が痩せ形の上、入院時すでに体脂肪率10%を切っていたため切実に感じたことですので

肥満傾向にある場合は医師と相談の上、飲食の量はコントロールすればいいかと思います。

まもなく2度目の抗がん剤治療が始まります。 前回の経験を踏まえ、少しでも快適かつ健康的にFP療法を進めていこうかなと。