化学療法セカンドステージ終了から胸部食道癌摘出手術までの道程

先月18日にFP療法セカンドステージを無事乗り越え、いよいよ胸部食道癌摘出手術に向けて日々過ごしてきたわけですが、そこには様々な障害がありました。 もっとも堪えたのは50日にわたる絶食です。

以前からもアカラシア的な症状が出て飲食に障害があったのですが、この頃から完全に食物摂取ができなくなっていました。 当然食欲自体はあるわけでして、それはそれは日々ボクサー以上の減量を強いられているようなものです。 実際の減量では、ある程度のタンパク質と食物繊維、必要最低限の糖質は摂取することを考えれば、完全絶食状態が2ヶ月近く続くのはかなり危険な状態だったかと。 おかげで、春には60kgだった体重が入院直前には48kgと20%近く減ってしまいました。   今でも食道狭窄がさらに進んでいるため、ろくろく飲み物も喉を通らないような状態ですが、1日4本の点滴を頼りに少しでも体重が増えるよう気を付けています。

同じ要因からですが、食べたり飲んだりする度に吐いてしまうので、口腔内の状態が悪くなるのも困り者でした。 胃液が出ているわけではないので歯が酸によって侵されるようなことはないのですが、口腔内に食べ物・飲み物が滞留している時間が長いこともあって普段より虫歯になりやすい環境となってしまいます。 こまめに歯磨きをしても吐いてしまうとまた磨かなければということで一日に何時間も嘔吐を繰り返す身としてはあきらめモードで過ごしていました。

本日術前歯科検診があり歯のクリーニングを行ったのですが、何時もにもましていたかったような気がします・・・

といったわけで3日後の手術に向けて着々と準備を整えている次第ですが、果たしてどうなることやら不安は隠しきれませんね。 明日は最後の採血!いい数値が出ますように♪